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気管支鏡検査

呼吸器疾患の診断には不可欠。異常を肉眼で確認できる。
組織を検査・病理学的に確定診断ができる。
レーザー治療・ステント治療などを行える。


気管支鏡検査 
・検査で得られる情報量 ★★★★
・検査に伴う苦痛の少なさ  ★★
・検査の簡便性 ★★
・検査の安全性 ★★★★

気管支内視鏡は気管・肺の診断にはなくてはならないもの。これ以外に代用できる検査はない。特に細胞をとって病気の確定診断(病理学的診断)には気管支内視鏡は欠かせない。それ以外にはCTガイド下肺生検などもあるが、合併症の危険性は気管支内視鏡の方が少ない。

検査の方法

・気管の中に内視鏡を挿入する。
・咳などの反射が出やすく、時に苦痛を伴う。
・気管支内視鏡は細いので、検査中も問題無く呼吸できる。
・緊張しすぎると…かえって刺激に過敏になる。リラックスして検査に望もう。

気管の中に、内視鏡を挿入するという、ちょっと乱暴な検査です。十分な喉の麻酔を行えば、内視鏡挿入時の「おえっ」という反射を抑えることができますが、緊張しすぎると、かえって反射が出やすくなります。リラックスして検査に望みましょう。
気管支内視鏡は細いので、検査中も窒息するようなことはありません。呼吸は問題無くできます。

合併症の可能性

・合併症の発生率は1%前後である。
・ 重大なものとしては気胸(肺に穴があく)・大量出血など。
・ 麻酔に使う薬によるアレルギーや中毒などもある。
・ TBLBを行うと合併症の危険性は高まる。
・ 死亡例が報告されている(0.01%前後)

基本的には安全な検査ですが、1%前後に合併症の報告があります。検査後に喉の痛み・熱・咳・血痰などは、多少なりとも認めることが多いですが、重大なものとして、気胸・出血などが報告されています。
特に、気胸や出血は、TBLBやBALなどを行うと発生のリスクが高まります。(施設によっては10%の発生率の報告もある) 時には合併症に対する治療が必要になることもあります。まれではありますが、死亡例の報告もあります。
また、検査の麻酔に使用する薬剤のアレルギーや中毒の報告もあります。リドカインという薬剤を使用することが多いようです。これは、その他の検査や治療などでも頻用される薬剤です。アレルギーやショックなどの既往がある人は要注意です。
その他、肺炎・喘息発作などの報告もあります

これらの治療技術を「冠動脈インターベンション」と呼んでいます。残念ながら、これらの技術で治療ができない状態の心筋梗塞・狭心症に対しては手術(冠動脈バイパス術)が必要になりますが、その判断にも心臓カテーテル検査は必須です。

BAL(気管支肺胞洗浄法)
気管支内視鏡から「ブラシ」を伸ばし、病気と思われる部分を擦ることによって細胞を採取し、それを病理組織学的に検査します。肺の病変を直接採取できる方法です。

TBLB(経気管支肺生検)
これは、気管支内視鏡から生検鉗子とよばれるハサミで肺の組織を摘み取ってくるものです。それを病理組織学的に検査します。BAL同様、肺病変を直接採取できます。BALが細胞を取ってくるのに対して、TBLBは組織のカタマリを取ってくるので、より確実な診断が可能になります。

ただし、これらの検査は、肺の組織をわずかながらも傷つけるため、どんなに熟練した医師が行っても、ある程度の確率で上記の合併症を起こし得ます。ただし、肺ガンなどの診断・治療方針の決定には避けては通れない検査です


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