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凝固機能を見る検査

凝固因子
基準値:70〜130(%)/基準値:20〜40(秒)
プロトロンビン時間 PT/APTT

Fbg フィブリノーゲン
基準値:150〜300(mg/dl)

これら3つの数値は、血液の凝固能力を見る検査です。凝固能力とは、血液を固める力です。「止血」という機能は、前述の血小板と、この凝固因子の両方の力が必要で、どちらかが欠けるとうまく行きません。血管から血が吹き出しているという状態は、いうなれば川の堤防が決壊したのと同じ状態です。川から水が流れ出すのを防ぐために、大きなブロックを並べて、その隙間をセメントで詰めるとします。ブロックに相当するのが血小板。セメントに相当するのが凝固因子です。

凝固因子は、止血にかかる時間を測定して、その能力を測ります。PT・APTTの最後のTはTIMEのTです。フィブリノーゲンは実際にその量を測定します。

異常があった場合の考え方・検査値の見方


凝固能が低下している場合

・慢性的な肝臓病・重症肝臓病の場合に低下することがある。
・心臓・血管の病気で「ワーファリン」を内服している。
・ビタミンK不足
・播種性血管内凝固症候群・敗血症・多臓器不全

凝固因子・フィブリノーゲンはともに肝臓で合成されます。肝臓が悪い人は凝固因子を作る力が弱く、凝固能力が低下することがあります。凝固能力に応じて、肝臓病の重症度を分類することがあります。また、脳梗塞・心筋梗塞・心臓手術後などにワーファリンという薬で人為的に凝固能を落とす治療もあります。ビタミンKが不足しても、凝固能が低下することがあります。
重症疾患(末期ガン・敗血症)では播種性血管内凝固症候群(DIC)という病態に至ることがあります。これはかなり厳しい状態で、原病のコントロールがなによりも重要です。放置すると出血・多臓器不全を来します。

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