ベーチェット病
behcet's disease
全身の小さな血管に炎症がおきる病気です。口、皮膚、目、外陰部などに多彩な症状があり、症状に応じた治療が必要になります。遺伝、感染ではないとされていますが、その原因は明らかになっていません。
日本人になりやすい病気で、日本には18000人の患者さんがいます(世界最多)。

北日本の20〜40代の人に多い病気です。男性の方が症状は重い傾向があります。

10歳以下の子供や50歳以上の人で発症することはまれです。
初期症状
症状が多彩なため、どの症状がどの程度の進行を表すというものではありません。
1.口内炎ができやすい。
2.皮膚が化膿しやすい(ひげを剃った後など)。
3.目に炎症がおこる(視力障害など)
4.外陰部に潰瘍ができる。
上記の4つの症状があればベーチェット病と判断されます。
その他特殊病型として症状が、腸管、血管、神経に及ぶことがあります。
検査
決まった症状や検査はなく、経過を通しての症状の組み合わせを診断基準にしていきます。
また、特殊病型の検査として腸管に症状がある場合には注腸造影、
内視鏡検査、血管に症状がある場合には、血管造影、神経に症状がある場合には髄液検査、MRIなどの検査が行われます。
治療の方法と見通し
原因が不明なので根本的な治療方法はありません。
対症療法として、それぞれの症状に応じて対処していきます。その際には再発防止のための予防的な治療をあわせて行っていきます。
身体的、精神的なストレスは急性発作の原因となるので十分注意が必要です。